血管腫(赤アザ)の治療
この治療には色素(ダイ)レーザーを用います
単純性血管腫
 血管腫に色素レーザーが効くのは、赤血球に含まれているヘモグロビンに色素レーザーのエネルギーが吸収されて、高い熱を出し、血管が焼かれてふさがるからです。
 通常の方法では、真皮上層の血管腫にエネルギーの大部分が吸収されて治り、治療を続けるうちに次第に深いところの血管腫が治って行くのです。
 ただし、血管が焼かれると瘢痕化し、レーザー光の透過を妨げますので、真皮深層の血管腫が残りやすい傾向があります
 
当院では、最初から「圧迫式皮膚冷却装置」を用いて皮膚を圧迫し、真皮上層〜中層の血液を排除し、真皮深層からの治療となりますしたがって、深層の血管腫にもよく効きます
 治療は深層→中層→上層と、通常とは逆に行います。

  健康保険の適用は、3ヶ月おきに何度でも可能です。
 同じ場所に5回以上の治療が必要です。

苺状血管腫
 苺状血管腫は、生後約2週間頃に小さな点のような形で出てきて、急速に拡大します。表面が苺のように赤くブツブツしているので、苺状血管腫といいます。真皮の下の脂肪組織にまで拡がると治療が難しくなるので、出来るだけ早い時期に治療をする必要があります。
 特に当院では、当院開発の「圧迫式皮膚冷却装置」を用いて治療していますので、痛みも少なく、表皮も傷みませんので、通常より高出力で治療できます
 
苺状血管腫は血管を作っている細胞がもろいので、レーザーを当てると潰瘍になりやすいのですが深層から治療し、表皮も傷まないので潰瘍になることもなく、極めて良い結果を得ています。
 (この装置は、現在、世界で一台しかありません)
 なお、赤アザについての詳しい説明と個々の治療については、治療のときにお渡しする
[アザの治療についてのご説明][レーザー治療後の処置]
をお読みください。
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