青アザの治療
この治療にはQスイッチレーザーを使用します。
ルビーレーザー、アレキサンドライトレーザーがあります。
太田母斑は真皮の浅層から深層に真皮メラノサイト(メラニンを含む細胞)が存在します。メラノサイトの深さによって褐色や青色になります。新生児期からある場合や、思春期ごろから生じることもあります。
Qスイッチレーザーを照射すると、レーザー光がメラニンに吸収されて高熱が発生し、その熱でメラノサイトが破壊されて色が薄くなります。治療するごとに薄くなっていきますが、5回以上必要なこともあります。治療のペースはおよそ3~6か月に1回程度です。
蒙古斑は腰部、臀部に生じることが多いですが、その他の部位に生じたものを異所性蒙古斑と言います。蒙古斑と同じく異所性蒙古斑も自然に薄くなりますが、濃い場合や残った場合にはレーザー治療を行います。通常、乳児期までは2~3回以内の治療で、かなり薄くなります。あとは自然に消えていきます。